羅生門の正体
以前から、ちょくちょく仕事で移動する途中に 『羅生門』 と書かれた看板が気になっていた。
今日は是非その正体を暴いてやろうと仕事中だが看板の示す方向に車を走らせてみることにした。
ウネウネと道を蛇行しながら、どんどん山を登っていく。
山頂まで来ちゃった・・・ 写真中央は道ではなく大きな川です。
今日はトラックに乗って来てるんだけど。戻れるのかな?(汗)
駐車場に着いた。どうやら天然記念物らしい。が・・・あやしい。
入口から入るとこんな道に。もう軽自動車でも通れない(悲)
もはや何も言うまい・・・道・・・どれですか?(涙)
そして駐車場から歩く事 約300m。ついに 国指定天然記念物 羅生門 の正体を見た!(川口探検隊
風)
ちなみに地図で説明すると、この辺。
ばば〜〜〜〜〜ん(効果音)
どう見てもただの穴・・・ですよね?・・・
《補足説明》
羅生門。 高さ 約38m 幅 約17m。 天井部分は橋として通行も可能。その正体は鍾乳洞が壊れて天井だけが残ったものです。鍾乳洞には寿命があり、これはその鍾乳洞の『死体』なわけです。この付近の地形は石灰岩で構成され、カルスト台地が広がっており付近には井倉洞(イクラドウ)・満奇洞(マキドウ)などの鍾乳洞もあります。
ちなみに羅生門は全部で4つあり、これは第 1 の門で4つの門を全て くぐるとさらに奥には鍾乳洞があるそうです。
残念ながら風化が激しく落石の恐れがある為、この第 1 の門を くぐって奥への通行は禁止されていました。
余談ですが満奇洞は かの与謝野晶子も訪れ、横溝正史の八墓村の映画ロケにも使われた所です。
秋にはこんな感じにも